次の牧草ライブですが、12月18日(日)13時半から、に決まりました。
ぜひぜひいらして下さいませ。
実は、前回のライブの時、
「埃をかぶっているピアノの蓋を開けてみようと思います。」とか、
「リコーダーを購入しました。」「久しぶりに歌ったら楽しかった。」
などと声をかけて頂いたので、
それなら、「音」を「音楽」に育てていく過程も一緒に味わえたら楽しいかも・・と、
ライブ終了後の16時から1時間、ワークショップもやることにしました!
millyのワークショップなので、技術向上を目的とする厳しい内容にはならないと思います。
というか、出来ません。
きっと遊び心満載の楽しいワークショップになることでしょう。
ぜひお気軽に参加してみて下さいませ。
第一回目は、俊輔さんのリクエストでリコーダーメインのワークショップにしましたが、
そのうち、鍵盤楽器や、iphoneやパソコンなどを使ったDTMも
やってみようかねぇと話し合っているところです。
とにかく、生活の中に音楽を取り入れる!これが目的です。
でも、いつか参加者の皆さんと「森のミイ楽団」を作れたらいいなぁぁぁぁぁ・・。
ライブ・ワークショップの詳細は、近日中に俊輔さんが発表してくれますので、
少々お待ち下さいませ。
まずは、手帳にビシッと御記入をお願い致します。
さて、ここからは、忘れた頃にやってくる
「ニュージーランド・演奏旅行記」です。
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7日目 ヒルズバラ小学校での演奏〜ケビン家でのギグ
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オークランドは、東京のように人口が多くないこともあって、
「ギグは週末」というのが常識とのこと。
私達が、着いたその日にライブを決行させられたのも、
土曜日に到着したからだったのでした。
それから約一週間、本日金曜日から、
ロブが選りすぐってくれた4箇所でライブ三昧が始まります。
まずは、小学校でのライブから。
「学校」というと、どうしても堅いイメージがあるので、
私は真面目な挨拶をしたのですが、なぜか終始リラックスムードの俊輔さん、
子供達に向かって「ハ〜イ!」と手を振るではありませんか。さすが・・。
でも、おかげで一気に空気が変わり、子供達もニコニコ顔で
「ハ〜イ!」と手を振り返してきて、良い雰囲気が出来上がりました。
そんな中、この小学校の卒業生でもありPTAの一員でもあるロブの司会で、
音楽だけではなく、日本とニュージーランドの歴史や
東京の様子などの説明なども挟んで進行していったのですが、
演奏後には、率直で可愛い質問がいっぱい飛んできましたし、
教室へ帰る時も手を振ってくれましたし、
「CD買いたい!」と走ってきてくれた先生もいましたし、
気難しいという評判の校長先生が、自作のリコーダーを見せてくれたり、
ケーキやお茶を御馳走してくれたり・・
正直、無名の日本人ユニットの演奏など、絶対にウケないと思っていたので、
思いの外良い反応に、ほっとしました。
その後小休憩した後、ジャンベやマイクを借りに行き、
(ほとんど全ての機材や楽器を、ロブの音楽仲間たちが快く貸して下さっていたのです)
Titirangiという海に近い森の中の地区に移動。
夜は、80人くらい入れるという超々素敵なケビン宅でのパーティです。
ヘビメタバンドも演奏したことがあるというので、
「騒音問題は大丈夫なのですか?」と聞くと、
近所(といっても結構離れていましたが)の人達もパーティにいらっしゃるし、
「もっとやって!」と言ってくれるのだそうです。羨ましい環境です。
大雨の中到着すると、ケビンがニコニコ顔で出迎えてくれました。
ケビンは南アフリカからの移民で、IT関係のお仕事をしながら、
ギタリストでもあり、クリエーターでもあります。
私は、日本にいらっしゃった時に紹介して頂いたのですが、
会った瞬間からビビビビビビビビビビと気が合うのが分かった人でした。
オークランドで伺った家は全て、生活する場としてだけではなく、
パブリックスペースとして友人達に解放しているスタイリッシュな家だったのですが、
ケビン家は、それに「海」と「ケビンの独特のセンス」が濃厚に加わっていて、
どこにカメラを向けても絵になるインテリア&エクステリアで、
何をどう説明したらよいのか分りませんが、とにかく居心地の良い家なのです。
ケビンのお持て成しの素晴らしさも、一因だと思いますが。
さあ、オークランド在住の日本人の方々や、
日本からわざわざ来て下さった方々も来て下さり、
素敵な夜のはじまり、はじまり〜。
さて、私達の演奏中、ジーーッと真剣に聞き入っている
キラキラした目の痩せた女性がいました。
驚いたことに、演奏が終わった途端、その女性がやってきて、
「1曲めは、鳥がこうしてあーして、2曲目は風と木が揺れてて・・」と、
初めて私達の曲を聞いた人とは思えない深い感想を身振り手振り付きで伝えてくれ、
その上「ぜひあなた達とコラボしたい!」というから、びっくり!
一体何者だろうと思ったら、Jennifer De Leonさんという、
ロンドン、ニューヨーク、そしてオークランドで、
コンテンポラリーダンサーとして活躍している方だそうで、
ケビンとも共演しているとのこと。
なんだか尋常じゃない気に入りようで、次の日、長ーいメールが届き、
日本に帰ってきたら航空便の企画書も届いていました。「日本に踊りに行きます」と。
なので、2012年、日本でコラボライブをやるつもりでいます。
楽しみにしていて下さいね。
それから、直接話せなかったのですが、エンジニアの方も大層
milly soundを気に入って下さったとのことで、
「環境音まで大事にしたマスタリングをさせて貰いたい。」
と申し出があったそうなので、これにも乗っかっちゃおうかなーと思っています。
こんな良い出会いにも恵まれ、素晴らしい夜でした。
miori