LIVE036「シネマ」を終えて

酷暑のなか、ライブ「シネマ」にお越し下さいました皆様、ありがとうございました。

今回、初めてリクエストに応える試みをしてみたのですが、
最初はテンション高く募集してみたものの、いざリクエストを頂いてみると、
皆さんの思い出に残っている雰囲気と私達の歌が
「全然違う〜！」となるのじゃないかという不安に襲われました。
というわけで、正直言うと、恐る恐る、だいぶ後ろ向きでアレンジを始めたのでした。
でも、やり始めるといろいろなアイデアが浮かんできて、発見もあって、
milly la foretらしさも盛り込んでみようという欲も沸いてきて、
自分の世界がどんどん広がっていく喜びを感じられるようになったのです。
そして、「○○さん、気に入って下さるかなー？」という思いが、
常に背中を押してくれていました。
双方向って、本当にありがたいです。
やってみて本当に良かったです！
改めて、、、リクエスト、ありがとうございました！

ただ、名曲を、目指すレベルで演奏するには、
かなーりの努力が必要だということも分かりました。
理想と現実を近づけるのは大変ですね。
なんとなく映画監督の苦悩が分かったような気がします。
って、そんなレベルの悩みではないでしょうが。笑

しかし、映画はいいですねー。
私は、表情とか、吐き出す言葉とか、音楽とか、背景とか、小道具とか、
いろいろなものに「伝えたい何か」が潜んでいて、
それが合わさった時に、そこはかとなくテーマが伝わってくる、
その「ダイレクト」ではない感じが大好きです。
そんなふうに音楽も作れたらいいなぁぁぁぁぁ。

miori