牧草ライブ「穀雨」にお越し下さいました皆さま、ありがとうございました。
毎度、自分が今出来ることを全てやり切ってライブに臨んでいるのですが、
今回は、咽の調子が悪く、十二分声を出した練習をすることが出来ず、
悔しい気持ちを抱えながらのライブだったのですが、
それでも、帰る時、心から「ああ、本当にやって良かった」と思えました。
それは、皆さまの笑顔のおかげです。心から感謝です。
その咽の不調ですが、、、
遠山郷ライブの4日前の朝、起きた時、
「私の声がニューハーフのような声になってる!」という驚きから始まりました。
張り切って練習し過ぎたのか、声帯がやられたようで、
さすがに超病院嫌いな私も、病院に飛び込みました。
「あの、4日後にコンサートがあるのですけど、治りますかねぇ?」と尋ねると、
「歌?この咽で?いや、それは無理でしょ。」と、お医者様。
久しぶりにドン底までズドーンと落ちていくのが分りました。
自分の努力ではどうにもならないことがあることを思い知らされました。
「とにかく喋らず、歌わず!」って言われても、ねぇ、
リハもやらなければいけないし、指示も出さなくちゃいけないし、、、
電話もインターホンも、声が出ないと使えない。
日々、声を良く使っているのですねぇ。
それにしても、ああ、どうしよう。
でも、この「どうしよう」という気持ちが、きっと一番良くない。
悶々とする時間は、何も生まないし、何の解決にもならない。
ならば、まずは冷静に、出来ることと出来ないことを分けてみよう。
そして、出来そうもないことは、潔く、人や器械に頼ろう!
と、決めました。
それからは、筆談やメールを利用して、俊輔君や娘の理応にいろいろ頼んだのですが、
この二人が本当によく分ってくれ、本当によくやってくれ、
大いに助かったのでした。
そして、俊輔君の報告通り、とても素敵なライブを開催することが出来たのでした。
そう、私の声も、当日の朝になったら、だいぶ出るようになっていたのですよ!
きっと日ごろの行いが良いのです。(笑)
雨降って地固まる・・・とはよく言ったもので、
この事件のおかげで、まだまだ頼りないと思い込んでいた二人が、
いかに頼れる存在に育っていたか、を知ることが出来ました。
そして、「チームワーク」の良さを、改めて感じることが出来ました。
というわけで、穀雨は恵みの雨でもあるだろうけれど、
もしかしたら、苗に試練を与えたり、穀物の能力を引き出してあげる雨でもあるのかもしれないなぁ、
とぼんやり思っている今日この頃です。
miori
コメント
そんなことがあったのですね?!気が気ではなかったでしょうね。
でも悶々としてしまうところ 気持ちを切り替え できることをする・・・さすがです!
事態を好転させる魔法ですね。
頼りになる二人のエピソード 何だか私まで嬉しくないました。
そう言って頂けたら、さらに地が固まったような気がしてきました!
応援、心強いです。
いつもありがとうございます。
miori