「どうして旅を繰り返すのだろう」
とは、2ndアルバム「Bois Bleu」の「ハイランド」の歌詞の一部なのですが、
ここでいつもフーテンの寅さんの顔が思い浮かんでしまいます。
私は「帰りたい」という気持ちを大事にしているからこそ旅に出るのですが、
寅さんもそうだったのかなぁぁぁ。
旅にはいろいろな魅力がありますよね。
なかでも、良いことは良い思い出に、
辛かったことは良い経験に変えてくれるところが、私は好きです。
もうすぐ南信州の遠山郷というところでライブを行うのですが、
この旅も、きっときっと心に残る旅になるだろうなぁと予想しています。
その遠山郷は、私の父母の出身地で、”本当に何も無い”良さがある秘境中の秘境なのですよ。
そこに今も住んでいる私が愛してやまない叔父伯母が、
「美織ちゃんのコンサートに行きたいなぁ」と言ってくれたので、
「じゃ、遠山でやろうか?」と応えたら、
次の週には会場を見つけてきてくれていたのです。
さすが私の叔父伯母。はやい!(笑)
しかも、それが日帰り温泉の100畳敷の和室だというから、グッジョブ!でした。
実は、ミイラ・フォーレの和室ライブ率は、表参道ストロボカフェの次に高いのです。
しかも「ミイラ・フォーレライブは、炬燵で温まっている感じ」
と言って下さる方も多く、、、
ということは、私達、炬燵や風呂との相性が良いのでしょうかねぇ?
ならば、いっそのことこの機会に名前を、
炬燵系ユニット「ミイラ・風呂で」に変えちゃいましょうか。
お風呂に入っているミイラを思い浮かべて貰ったら、憶えやすいし。
というわけで、ライブの準備も大詰めに入っております。
練習は勿論のこと、プログラムを何度も練り直したり、
アレンジや新しい映像の制作、現地の方との話し合い、
どの機材をどうやって積み込んでいくか、どういうルートで行くか、
何を食べるか(笑)などなど。
勿論すでにテンションマックスです!
この準備する期間も愛おしい。。。
今日は、昭和20〜40年代の遠山を8mmで撮影した動画や写真を繋いでみました。
「マホガニーの扉」から昭和へタイムスリップして貰おう!という企画です。
これは、遠山川の河原で盆踊りしている写真だとか。1948年と書いてあります。
シュール過ぎですよねぇ。この男女の分かれ方も気になるー。
まあ遠山郷自体がこんなふうに「ここはどこ?」と思えるような
タイムスリップ・トリップ感がある雰囲気の村なので、
周りの景色を見るだけでも十分な気がしますが、
こういう作業の中で発見することや、学ぶことも多いし、
一瞬でも「わぁ!」と思って下さる方がいてくれたらとても嬉しいので、
面倒がらずに完成させようと思っているところです。
遠山郷は、とても不便なところにあるので、お誘いするには気が引けるのですが、
こんな機会でもなければ絶対に行かないところだと思いますので、
山好き、花好き、川好き、おじいちゃんおばあちゃん好きの方は、ぜひぜひお出で下さいませ。
とてもとてもイイところではあります。
詳細は、下記ページをご覧下さいませ。
http://millylaforet.com/live019.html
そうそう、動画といえば、御報告が遅れてしまいましたが
salon de millyに、izuminさんの動画作品を載せさせて頂きました。
私達の「je reste avec vous」という曲に北海道の美しい景色や鳥などの写真を
あててなんとも言えない雰囲気の作品に仕上げて下さったのですよ!
コラボレーションの良さが出ていると思います。
とても素敵なので、ぜひご覧になって下さいね。
http://millylaforet.com/salon_movie.html
それから、これは、和歌山でのコンサートの模様を絵に描いて下さった小学1年生の作品です。
こういう素敵な出会いや感動があるから旅はやめられません。
どれだけ励まされることか・・・
H先生、ありがとうございました!
大切にしますね。
miori