いろいろ平行してやらねばならないことがあって、
「大丈夫か、私?」「大丈夫か、俊輔さん?」という日々が続いております。
でも、2月末日までにニュージーランド日記を書き終えると決めたので、
今日からとんとんとん・・と3回連続でいっちゃいます。
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10日目 オークランドの自然を堪能した日
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ライブが全て終わったので、ようやく歩き回れます!
でも「繁華街もお土産店も楽器店も電気屋も、行く必要がない。
東京の方が素晴らしい。」とロブが言うので、
まずは、ひつじのいる巨大公園へGO!
市営の公園らしいのですが、人はほとんど居ません。
なるほど、この公園にいると「人よりひつじが多い国」と言われるのが分ります。
柵の中にも自由に入ることが出来たので、間近で十二分ひつじ達と戯れました。
・・と書くと、まるで仲良しになったようですが、
ひつじは警戒心が強いので、追って、逃げられ・・の連続でした。
(3日目のピングリー牧場のひつじは、ペットとして飼われていたひつじなので、
触れあうことが出来たのです)
それでも、360度緑の丘を走り回り、美味しい空気を吸って、
よく笑って、素晴らしい散歩でした。
こういう散歩は、現地に知り合いがいるから出来ること。
案内してくれたロブに感謝でした。
その後ロブと一旦別れ、車でぐるっとオークランド市中心部をささっと回ったあと、
海辺でゆっくりまったり。
我が家のメンバーも俊輔君も、街を歩き回るより、
自然を堪能しながらぼーっとする方が好きなのです。
入り組んだ湾が多い地形のせいか、海は、どこに行ってもあったのですが、
場所によって、色も景色も匂いも違ったのが面白かったです。
そして、自然好きの我々のもう一つの特徴といえば、食いしん坊なこと。
その土地の特産物を食べられるレストランを血眼で探します!
強い執着心のおかげで、かなりの高い確率で美味しいものにありつけるのですが、
この晩もHIT! オイスターやムール貝などを心ゆくまで堪能させて頂きました。
そして、夜はHughとRobと、Hughのお薦めの場所へ向かいます。
田舎道を高速運転で南東へ随分走ったと思います。
Hughは、ロブが「怪しいルックス以外はパーフェクト!」と褒め続ける人物なのですが、
確かに剃り込みに超ロングという不可解な髪形以外はとーっても素敵な人でした。
その彼が案内してくれるところってどんなところだろう?
と、思っていたら、真っ暗な場所で車を降りるように促されました。
チャプチャプ波の音がする、、、桟橋?!
さすがです、個性的です。
そして、指示されたように桟橋に大の字で寝転がると、、、
わぁ!くっきりはっきりの天の川や南十字星!
しかも、流れ星が、数分に1回の割合で落ちてくるではないか。
ひゃー。
「・・・・。」
こういう時って、全く言葉が出てきませんよね。
文字通り、筆舌に尽くし難い素晴らしさ、でした。
HughがiPadのアプリ(位置情報を利用して、今、ここの星の情報を入手出来るのですよ!)
で得た情報を教えてくれたのですが、
プラネタリウムでもなく、本でもなく、実際に本物の星を見ながら勉強出来る贅沢。
ロマンチックかつ、とても有意義な夜でした。
夏の終わりの桟橋はかなり寒く、「もう秋だねぇ」と言い合った途端、
日本への帰国が迫っていることを思い出し、とても寂しい気持ちになりました。
Hughとは「今度は日本で会いましょう」と言いながら握手して別れました。
なぜだか、こういう時、とても軽い挨拶をしてしまう私です。
たぶん「縁」を信じているからだと思います。
miori